女の人のからだの中で
赤ちゃんが育つことを教える
「男の人の赤ちゃんの『もと』と女の人の赤ちゃんの『もと』が出合ったあとは、どうなるの?」「赤ちゃんはどこで大きくなるの?」ということに関心をもつ子もいます。そのときも、子どもの理解力に合わせて正確に伝えましょう。
「女の人のからだの中には、赤ちゃんを育てるお部屋(子宮)があるんだよ」「赤ちゃんの『もと』が出合って、子宮で赤ちゃんが大きくなるんだよ」などと話し、「赤ちゃんはどこから生まれるの?」の話につなげてもいいですね。
性に関する名称には
まずは大人が慣れておく
子どもから突然こういった質問をされたとき、大人が性に関する名称に慣れていないと、ついスルーしてしまったり、ごまかしたりしがちです。また、具体的な性の話をすることに大人が抵抗感をもつと、子どもはそれを感じ取り、「恥ずかしいことなんだ」「こういう話はしちゃいけないんだ」と思ってしまいます。
子どもが聞いてくれたときがチャンスなので、そのときに向けて、大人が前もって名称に慣れておき、科学的に説明をするイメージをもっておくとよいでしょう。