そして、理解力に応じて、赤ちゃんが生まれる場所の説明をします。女の人の脚と脚の間には3つ穴があって、前から「おしっこが出る穴(尿道口)」「赤ちゃんが出る穴(膣口)」「うんちが出る穴(肛門)」と、清潔な順番に並んでいること。「膣」という赤ちゃんが通る道があって、その出口が膣口だということ。また、正式な名称も教えましょう。子どもが「うんちとおしっこの間から生まれるの?」と驚いたり、「汚い」と感じたりしたら、「赤ちゃんが生まれるところはきれい(清潔)なんだよ」と伝えてください。

 帝王切開で生まれる子もいます。「赤ちゃんがうまく道を通れないときは、お医者さんがお母さんのおなかを切って、手助けしてくれることもあるんだよ。あなたもそうやって生まれてきたんだよ」ということも伝えるとよいですね。

「赤ちゃんの作り方」を
聞かれたらどう答える?

子ども:赤ちゃんはどうやってできるの?

親:女の人のもっている赤ちゃんの「もと(卵子)」と、男の人がもっている赤ちゃんの「もと(精子)」が出合うと(くっつくと)、赤ちゃんになっていくんだよ。

男の人のペニス(おちんちん)が女の人の膣に入って、男の人の赤ちゃんの「もと」を届けるよ。そして、女の人のからだの中で女の人の赤ちゃんの「もと」と出合うんだ。

うまく出合えないときは、お医者さんに手伝ってもらうこともあるよ。
親のNG WORD
そんなこと聞かないの!