飲み会の翌日の「お礼」“必ず”伝えていますか?

みなさんは、職場の飲み会の翌日に、上司に必ずお礼を伝えるようにしていますか?

「そんなの当然だよ」という人も多いかもしれませんね。「習慣的に伝えている」という人も多いと思います。ただ、なんとなく意識はしているが、時々言い忘れてしまう人もいると思います。

しかしこの“当然”と思われていることができないと、「サイレント減点」されてしまうリスクがあります。

そもそもですが、上司が飲み会でお金を多く出していてくれていたら、お礼をするべきです。逆に、たとえ自分が上司という立場であったとしても、「昨日はごちそうになりました。ありがとうございました」とひと言添えられると、悪い気はしないと思います。逆に、「あれ、あいつにはお礼を言われてないな」というのも、敏感に気づいてしまうと思います。

せっかく日頃の仕事をきちんとやっているのに、こういったところで減点されてはあまりにもったいないですよね。

「周りがやっているのに、自分だけやっていない」

普段は当然やっているという人でも、関係性の遠い人だったり、急な仕事が立て込んでしまったりすると、言いそびれてしまうこともあるかもしれません。

しかしこの「周りの人がみんなやっていて、自分だけがやっていない」ことというのは、サイレント減点リスクの高いポイントです。

出世する人は、こういった「余計な減点」になる要素は“絶対に”外しません。なんらかの習慣付けをして、お礼を言い忘れるリスクを限りなくゼロにしているものです。

タイミングとしては朝一番、遅くとも翌日の午前中にはなんらかのお礼を伝えることがマストです。方法はメガバンクでは「直接会って言う」のがオススメですが、会社によってはメールなどでもいいかもしれません。会社の雰囲気を冷静に見極めて、もっとも評価が下がりにくい方法にするのがよいでしょう。

(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の著者による特別な書き下ろし原稿です)