最近は知らない土地でもスマホでイートインのあるコンビニをマップで検索できますから、こういったコンビニの使い方を知っていると、イートインがあるコンビニは利用者としては結構便利なのです。
ファミマがイートインを削減して
一番得をするのはセブンだろう
そこで次に考察してみたいのですが、このようなイートイン利用者がいるのにもかかわらずファミマがイートインを削減してしまったら何が起きるでしょうか?
当然、イートイン利用の客が減って、近接するコンビニに流れます。おそらくセブンが一番得をするでしょう。ただファミマはその売り上げ減少を「痛くない」と読んでいるはずです。
というのも、もしイートイン売り上げが他チェーンに流れるのが「痛い」のであれば加盟店のオーナーから強い反発があるはずだからです。
ファミリーマートによればコロナ以降で「イートインスペースの利用に変化がみられるようになった」といいます。今回の経営判断をベースに考えると、イートイン削減で失う利用客は「短時間・低単価の顧客」で、その利用数は「多くはない」という判断なのでしょう。
イートインの利用に変化がみられるというのはコロナ以外にもうひとつ、隠れた理由があるかもしれません。