関東で失敗しても
すかいらーくは損をしない

 さて、仮説として私は資さんうどんは関東や東北などかなり広範囲な東日本でも受け入れられると信じていますが、もし実際にやってみたけれどもダメだった場合はどうでしょうか?

 そもそも北九州を中心とした既存店エリアでは強い飲食店ブランドですから、既存エリアだけで成長できなくても業態としての採算は合うわけです。実際は東日本をあきらめた場合でも、西日本エリアですかいらーくの総合力を活用した店舗展開をすれば今よりも店舗数を増やすことは当然できます。

 ですからこの勝負、先述したように成長戦略として考えるとすかいらーくには負け筋がない戦いになるというわけです。

 さて、楽しみなのは来年1月の両国店開店です。都内からならば電車を乗り継いですぐに行ける場所です。

 この記事に懐疑的な皆さんから、この記事でなんとなく肉ごぼ天うどんを食べてみたくなった皆さんまで、ぜひ一度、そのポテンシャルを確かめに行かれてはどうでしょうか?