交通警官の主な仕事は渋滞解消・混雑解消なので、混雑する交差点周辺付近の駐車違反だけをターゲットにしているのです。逆に、仮に取り締まったとしても渋滞解消の効果が見込めない昼間の時間帯には、そもそも駐車違反の取り締まりをしないわけです。道路が混雑していないのであれば、駐車違反もそのまま見逃すということです。

 一方、日本では仮に渋滞の原因にならないような場所、緊急車両の通行の邪魔にならないような場所でも、駐車違反の車があればまったく影響のない駐禁の取り締まりをしています。

 現在は民間に委託されていますが、その人的コストは、本当に必要なものなのでしょうか。それをもっと有効なところへ活用するほうがいいのではないかと思うのですが、日本人はいつ何時も「きっちり」「かっちり」の杓子定規が正しいという固定観念に囚われているので、警察官は大して効果のない仕事を一生懸命させられているわけです。

多少飲んでいても逮捕しない
アメリカの飲酒運転のルール

 また、飲酒運転でも、日本人からしたら考えられないようなルールが適用されます。

 アメリカでは飲酒が可能になる年齢は21歳で、21歳以上でなければお酒の購入と販売ができません。その際には、IDの提示が求められることは、日本人の皆さんもご存知でしょう。