そこで、同社ではもう一つお手軽要素を実装している。それが投資の達人たちなどの公式ポートフォリオを“コピペ”できる機能だ。
例えば、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の直近のポートフォリオをそのままコピーし、入金して運用できる(実際にはバフェット氏が経営する投資会社の保有資産のうち、ブルーモで取引可能な上位10銘柄を構成比に則して割合を算出)。
もちろん、コピーした後、自分なりにアレンジしても良い。
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そうした「見本」になる公式ポートフォリオは40ほど用意されている。さらに、ブルーモの一般ユーザーのポートフォリオも公開されている。成績順、人気順で一覧でき、それらもコピペが可能だ。コピペは若者の間でおなじみの最もタイパが良い手法で、作成のハードルは一気に下がる。
こうした若者受けする機能が人気を呼び、ブルーモのユーザーは20代と30代が全体の半数程度と非常に若い。24年10月からは新NISAに対応し、今後さらなる若者ユーザー増が見込める。
ユーザー同士が互いに学び合える
SNS投資アプリも
一方、Z世代が使い込んできたSNSの機能を盛り込んでいるアプリが、Woodstock(ウッドストック)が運営する「woodstock.club(ウッドストッククラブ)」だ。前述のブルーモ証券と同様にスマホ上で米国株や海外ETFを売買できる。
同社は金融商品仲介業者で、ユーザーはAPI連携する証券会社を経由して米国株などを買ったり売ったりする仕組みだ。