購入方法は非常に簡単で銘柄を選んで購入ボタンをタップするだけ。あるいは、表示される人気銘柄をスワイプするだけで購入できる。極めて簡略化されている上、200円からと少額で買い注文ができるため、手元資金が乏しい若者でも始めやすい。

 最大の特徴は、アプリ内でX(旧Twitter)など一般的なSNSと同じようにコメントを投稿できる点だ。

 タイムラインに並ぶ投稿に「いいね」などのリアクションをしたり、気になるユーザーをフォローし、投稿に対して返信したりして交流できる。

 利用者の約7割が投資未経験者か投資を始めて1年未満の初心者で、半数以上が29歳以下とまさにZ世代が中心顧客層となっている。

「そんなの、アリ?」達人のポートフォリオをコピペできる投資ツールが凄すぎた。(左)銘柄を選んでタップするだけで200円から簡単に購入可能。(右)右にスワイプすれば購入できる遊び心がある設計も
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「そんなの、アリ?」達人のポートフォリオをコピペできる投資ツールが凄すぎた。SNS機能があり投稿やリアクションが可能。他者のコメントが学びになる。タイムライン上で生成AIに質問もできる
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 ユーザーが自分を紹介するアカウントのプロフィール欄には「#10代」「#20代」「#投資初心者」といったハッシュタグが数多く見られる。Z世代にとっては、「自分と同じような人がここにはたくさんいる」といったコミュニティとしての居心地の良さが利用に拍車をかけている。