好きな人に告白できるかどうか
それは行動力の話と同じ

 この行動力の話、恋人づくりとも似ています。

「そこそこ顔もいいし、性格も悪いわけじゃないのに、なんで恋人ができないんだー」と悩んでいる人。そもそも、行動しているんでしょうか。

 僕からできるアドバイスは、「待つんじゃなく、いますぐ行動しろ」です。フラれる・うまくいく以前に、告白しないことには状況は変わりません。

 イエスだったら儲けもの。ノーだったら次の人を探せばいいだけ。

 小学生でもわかる理屈ですが、意外と多くの人ができていません。

 行動とは「やるか、やらないか」だけの問題です。「成功する、しない」の問題ではありません。

行動力を鍛えるのに
資金がないのはチャンス!

 経営でも、業績のいい会社は従業員の「行動量」を数値化して、普段から大量行動を促すケースが多いそうです。もし「うまくいったか否か」を評価基準にした瞬間、みんなうまくいきそうなことしかやらなくなって、社内でジーッとしている従業員だらけになる可能性があるからです。

 行動力にはお金との関係もあると思います。お金が潤沢にある人は課題をお金で解決することに慣れているので、行動力は減っていくように感じます。

書影『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』(Gakken)『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』(Gakken)
ひろゆき(西村博之) 著

 たとえばお金持ちがおいしいご飯を食べたいなら、高級レストランに行ったり、近所の名店の料理をウーバーイーツで注文すればいいだけです。でもお金がない人がおいしいものを食べたくなったら、必死にレシピを探して、必死に安い食材を探し求めて、必死に調理スキルを磨いていかないといけません。

 とんかつ屋のたとえでも、資金がたくさんある会社なら飲食コンサルを雇って報告書を書かせて終わりです。でもそれでは従業員の行動力は育ちません。

 実現したいことはあるのに、リソースが限られている状況なんて最高です。そんなときに行動力は鍛えられていきます。と考えると、わざわざ不自由や不便な環境に身を置くのも手かもしれませんね。