【ステップ2】
相手と自分を「あえて」比べてみよう!
妬みというのは、誰かと自分を比べることから始まります。世の中には「比べない生き方」といった価値観もありますが、そもそも人と比べてしまうのは自然なこと。その感情を、「負の感情」と捉えて心にふたをしてしまうから、妬みの感情をこじらせてしまい、自分を苦しめてしまうのです。
だったら徹底的に、他人と自分を比べて見つめ直してみませんか?自分の足りない部分も直視しなければならないので、勇気も必要ですが、次の3ポイントを自身に問いかけてみてください。
◆自分はその比べた人と同じようになりたいのか?
→同じになるにはどういう努力が必要なのか。
◆比べた相手と別の生き方をしたいのか?
→違うならば、本当はどう生きたいのか。
◆本当の自分の願望はどういうことなのか。
→必ずしも成功したいと思っているわけではないこともある。自分の本当の幸せは別のものなのかもしれないので、よく見極める。
この3つを徹底的に考えてみましょう。自分の感情を視覚化できるので、紙に書き出してみるとさらに良いでしょう。
ネガティブだった気持ちを、あえて十分に考えることで感情を分解し、ぼやけていた妬みの正体が分かってきます。すると、自分の感情を安心して扱えるようなり、不安も軽減され、これから進むべき方向性や可能性も見えてくるでしょう。
そして、そのエネルギーを正しい努力に結びつけることで、人生の飛躍にも結び付くでしょう。
妬みを手放し
ジェラスフリーな人生を手に入れよう
ジェラシーは嫌な感情ではないですし、恐れる必要もありません。大切なのは自分の感情をしっかりひも解き、ていねいに扱ってあげること。そうすればジェラシーが生まれた本当の意味が分かり、ネガティブだった感情はポジティブに変化し、ジェラスフリーな人生を送れるようになっていきます。