しかし、こつこつ型は習得の蓄積がものをいう、5・6年生での学習内容で真価を発揮します。
ひらめき型は4年生のときにはスイスイと問題を解けたからとたかを括っていると、5・6年生で痛い目に遭うので要注意。
これは学習タイプによる成長曲線の差なので、他の子と比較しても意味がありません。子ども自身が、自分のペースで学びを積み上げていくことが大切です。
どちらのタイプにも共通していることは、学びにポジティブなイメージを持てる環境づくりが重要だということです。
「あれがダメ、これがダメ」と言ってしまうと、子どものいいところまでつぶしてしまう危険性があります。どうしても注意や指摘をしなければいけないときは、タイプを見極めながら言葉を選びましょう。
▼「習得」が得意なこつこつ型と「思考」が得意なひらめき型は、単なるタイプの違い
▼両タイプとも注意と指摘は、ポジティブな言葉を選んで伝える