米政府が起草したウクライナ戦争に関する決議が、国連安全保障理事会での支持を獲得した。米国はロシアと中国と同調し、決議はロシア政府を非難せず紛争の迅速な終結を求めるものとなった。一方、ドナルド・トランプ大統領は、ロシアとの経済開発取引について協議中だと明らかにしている。トランプ氏の発言と国連における米国の今回の投票は、同氏の地域に対する姿勢の変化を示している。今回の決議はまた、欧州各国の指導者らがウクライナの首都キーウに集まり、侵攻3周年を記念した同じ日に支持を得たことになる。193の国連加盟国を代表する総会は24日朝、米国が阻止に向けて動いたにもかかわらず、戦争の責任がロシアにあるとするウクライナ決議を承認。米国は北朝鮮、ロシア、ベラルーシとともにこれに反対票を投じていた。
ロシア批判なき安保理決議、米の支持多数
ウクライナ戦争の終結求める内容、米国は10カ国の賛成票を獲得
有料会員限定
あなたにおすすめ