年齢を手放して生きると
人生が楽になった

 健康状態、精神状態など、把握するべき点はあります。年金の支給など、様々な制度に関連して年齢は関係あります。ただ、いったん年齢による自分に対する、自分による束縛を手放してみましょう。

 年齢を忘れること、可能な限り自分から年齢を伝えない生活を送ってみてはどうですか。そもそも、特に女性に対して年齢を聞くことは失礼だとされるなど、向こうから年齢を聞いてくる機会も減っているわけです。

 私自身、年齢を手放して生きるようになってから、人生が楽になりました。今日が人生で一番若い日だと考え、年齢相応だとは考えずに生きています。お陰さまで年齢よりも若く見られることが増えました。20代、30代の頃は年齢よりも老けて見られましたが、現在はむしろ10歳以上若く見られます。年齢を気にせず振る舞うようになったからでしょう。

 ほぼ金髪で筋肉質な私は、会社員はもちろん、大学教員にも見られず、いつもアーティストやプロレスラーと間違われます。繁華街やライブハウスでもイカつい人たちに優しくされます。でも、それでいいのです。唯一無二の自分になればいいのです。気づけば、かなり年齢の離れた若い友人、年上の友人が増えていきます。

 年齢を手放すと、謙虚になれます。若い人にも偉そうに接することがなくなります。結果として、ますます愛されます。年齢不詳な自分になれば、仕事も趣味もブレーキがかからず充実します。50代を迎えるにあたり、いったん年齢のことを忘れてみましょう。人生が楽になりますよ!