子どもの勉強嫌い、どうしたらいい?→ビリギャルが説く「ストン」の大切さが共感しかなかった!写真はイメージです Photo:PIXTA

「勉強嫌い」に、どう向き合うか。子を持つ親にとって、大きな悩みかもしれません。特集『ビリギャル本人・小林さやかの人生が変わる「学び方」』では、ビリギャル本人の小林さやかさんが10〜30代のお悩みをスッキリ解説!今回は、【勉強への興味の持ち方】をお伝えします。(ビリギャル本人 小林さやか)

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「務めを強いる」から漂う地獄感

Q. 小学校の子どもが「勉強嫌い」です。どのようにすれば興味が出るかわかりません。

 私、常々思っているんですが、「勉強」って言葉の響き、つらすぎませんか…?(笑) 「勉めを強いる」と書いて、勉強。実に、地獄感が漂っています。それにもかかわらず、「勉強だーいすき!」っていう子は、本当に偉すぎだよなあ、素晴らしいなあと、尊敬してやみません。

 でも、この「勉強だーいすき!」という子は、決して勉強を「強いられている勉め」とは思っていないのがポイントなんだと思うんです。では、こういう子たちは、何が好きだと言っているのでしょうか?

 私は、「理解」と「体験」という言葉がキーワードなのではないかと思っています。というのも、私たちは本来、何に対しても「わかりたい!」という欲求があるはずなんです。

 小さな子どもを見てください。なんにでも興味津々ですよね。見たことないものは驚いてじっと見るし、なんでも触ってみたくなるし、口にいったん入れてみたくなる。言葉が話せるようになると、「なんでなんでマン」になります。私たち人間は元来、なんにでも興味を持っていたはず。

 なのに、勉強となると「嫌い!」という子どもがこんなにも多いのは、なぜか。私の個人的な見解ですが、これは決して「学ぶ」「なにかを知る・わかる」ことが嫌いなわけではなく、「勉強」という行為が嫌いなだけだと思うんです。ここは、区別しておいたほうがいい気がします。