やりたいことができない人は
1日の色分け習慣を試そう
「やりたいけど、できていないことがある」と感じる時は、時間の使い方を整理しましょう。そのために、1日の過ごし方を書き出してみてください。
まず、睡眠、身支度、家事、仕事、テレビを観る時間などざっくりと、24時間のスケジュールを書き出してみてください。
24時間表記のバーチカル手帳に書いてもいいですし、お持ちのノートや紙に時間軸を書き出すところから始めてもいいですね。
次に、書き出したものを2つのグループに分けて色分けし、塗っていきます。
(1)やる必要のあること(青):睡眠、食事、仕事、家事、育児など
(2)やりたいこと・好きなこと(赤):趣味、習い事など
24時間を色分けして、どのようなバランスで時間を使っているのか客観的に把握しましょう。
ちなみに、(1)(2)のどちらにも当てはまらないものは、色を塗らずにそのままにしてください。たとえば、ダラダラと意味もなくSNSを見ている時間などです。
さらに、家事、仕事など大タスクとして書き出したものを細かくしていきます。た
とえば、「家事→洗濯→洗濯機を回す・干す」のように、具体的な行動に分解します。
そして、家事や仕事の中でも、自分がやりたいことや好きなタスクは、(2)の色で塗っていきます。
大きなグループ分けだと「やる必要のあることばかりやっている」ととらえていても、具体的な行動単位で見ていくと、「やりたいことや好きなことをやっている時間もあるんだ」という気づきがあるかもしれません。
1日のログを踏まえて、自分が「やりたいことがなぜできていないと感じるのか」について改めて考えてみましょう。