
ワインを片手に語る男性はスマートで魅力的。でも、良かれと思って発したひとことで「この人、実は分かっていないな」と思われてしまうことがあります。私が「もったいないな!」と思ったNG発言と、スマートな言い換え例をシーン別に紹介します。今回は、【部下とワインバー編】【接待・会食編】【ホームパーティー編】です。(リュミエール代表 今村佳奈)
部下にワインをおごるとき
「知ったかぶり」がバレるNG発言とは?
私は、紳士と淑女のためのワイン講座『モテモテワイン道!』というワインのマナー講座を主催する傍ら、都心のワインバーでソムリエとしても働いています。場所柄、洗練された大人の男女が多く集うバーには、ワインに精通した方も多く、私自身学ぶことが多々あります。
でも、時には“ワインに詳しいつもりの人”がいらして、思わず「それはちょっと…」という発言をしてしまうことも。そこで今回は、私が「もったいないな!」と思ったNG発言と、スマートな言い換え例をシーン別にご紹介します。
【部下とワインバー編】
ワインバーと名乗る店には、古酒といわれる長期熟成させたワインが置いてあります。今日は部下の誕生日。ちょうど生まれ年のブルゴーニュの白ワインがあるそうで、上司のあなたがごちそうしてあげることになりました。ソムリエから、「テイスティングされますか?」と聞かれたら、あなたは何と返しますか?
NG発言:「このワイン、まずは冷やしてもらえる?」
さあこの発言、いったいどこがNGなのでしょう?そして、あなたならどう言い換えますか?