熟成したワインは、適温で提供されることで本領発揮します。にもかかわらず、いきなり「まずは冷やしてもらえる?」と言ってしまっては、ワインの特性を理解していないのが即バレです。
特に、ブルゴーニュの熟成した白ワイン(シャルドネなど)は、過度に冷やすと香りや味わいが閉じてしまうため、適度な温度(10~14℃)で楽しむのが理想的です。

スマートな言い換え例: 「このワインは、どの温度がベストですか?」
→もっと詳しく、「このワインの熟成香をしっかり楽しむには、どのくらいの温度がいいですか?」と聞けば、ワインに対する理解が深い人だと印象付けられるでしょう。
なお、杯を重ねていくうちに温度が少し高めに感じた場合は、「少し冷やしてもらってもいいですか?」と相談してみましょう。
テイスティングは、ワインの健全度を見るためのものですが、適温かどうかチェックするためのものでもあります。テイスティング後は、「美味しいです」より「(サーブ)お願いします」と言うとスマートです。
結論:「ワインにマニュアルは通用しない。まずは五感で感じよう」
接待で主賓にワインの感想を求められ…
「知ったかぶり」がバレるNG発言とは?
【接待・会食編】
料理に合うワインのセレクトやコメントを求められることもある接待や会食の場。メインの子羊のローストと共にボルドーの格付け第一級、シャトー・オー・ブリオンがサーブされました。「このワイン、いかがですか?」とホストに聞かれたら、あなたは何と答えますか?
NG発言:「やっぱり五大シャトーなら間違いないですよね!」
この発言、いったいどこがNGなのでしょう?そして、あなたならどう言い換えますか?