ピート・ヘグセス米国防長官が、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する軍事攻撃の時刻と使用兵器に関する計画を民間のメッセージサービスを使ったグループチャットに投稿したことを巡り、米誌アトランティックは26日、実際の投稿メッセージを公開した。投稿は最初の爆撃予定より少なくとも2時間前に行われたという。アトランティックが問題を報じて以降、軍事作戦に関する機密情報が長年の安全保障手順や法的要件に違反して、非機密のチャットグループで共有されたかどうかを巡り、同誌とホワイトハウスの間で激しい論争が続いている。同誌が公開したテキストメッセージにはF18戦闘機、MQ9ドローン、トマホーク巡航ミサイルを攻撃で使用する特定の時間に関する詳細が含まれており、名前は明かされていない攻撃対象が「既知の場所」にいるという情報にも言及していた。
米の機密情報共有問題、米誌が投稿内容を公開
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