米誌アトランティックは26日、同誌編集長に誤送信されたトランプ米政権高官のグループチャットのメッセージを新たに公表した。背景にはホワイトハウスとアトランティック誌の論争がある。同誌は当初、イエメンでの軍事攻撃に関して、暗号化された通信アプリ「シグナル」上でのやりとりの一部を公開していた。このチャットのメンバーに誤って加えられた同誌のジェフリー・ゴールドバーグ編集長が、記事の中でメッセージのテキストを公開した。特に重要なポイントを以下に挙げる。アトランティック誌が新たに公表したメッセージには、戦闘機「F18」、無人攻撃機「MQ9」、巡航ミサイル「トマホーク」が攻撃に使用される具体的な時刻に関する詳細が含まれていた。名称が明かされていない攻撃対象が「既知の地点」にいるとの機密情報にも言及している。