米国がイエメンの親イラン武装組織フーシ派を標的に遂行した主要な軍事作戦で、イスラエルはイエメンの情報筋から得た機密情報を米国に提供していた。マイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)は、機密情報向けではない民間の通信アプリ「シグナル」上で、攻撃計画についてトランプ政権高官らに説明していた。米当局者2人が明らかにした。ウォルツ氏は米国の攻撃開始直後にテキストメッセージを送信。主な標的であるフーシ派のミサイル専門家が恋人の住む建物に入るのが目撃され、その建物が破壊されたという内容だった。ある米当局者によると、イスラエル当局者はウォルツ氏のテキストが公開されたことについて、米国側に内々に苦情を申し立てた。