「ルゥルルルルルゥ~」新型フェラーリ「美しすぎる12気筒」のオープンモデルで最も感激したこと【試乗記】 CAR and DRIVER: 総合自動車情報誌 ライフスタイルCAR and DRIVER 注目カー・ファイル 2025年4月21日 17:00 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア 有料会員限定機能です詳細はこちら ドーディチ・チリンドリはイタリア語で12気筒を意味し、ブランドの核心を占めるモデル。1946年に新型V12エンジンの開発に成功し、翌47年にエンツォ・フェラーリが設立した“跳ね馬”を象徴する存在である。フェラーリは創業当初V12エンジンのFRレーシングカーとロードカーのみを生産していた。スパイダーの造形は1950~60年代のオープントップGTのオマージュ。シート後方のツインバブルは往年のレーシングマシンを彷彿させる トップは電動デタッチャブルHT。45km/h以下なら開閉可能。トランスミッションは8速AT。メーターはフルデジタル仕様 インパネは運転席側と助手席側がほぼ対称のデュアルコクピット形状。ドイバー正面(15.6インチ)/中央(10.25インチ)/助手席(8.8インチ)に液晶ディスプレイを配置。ハンドリングはシャープ キャビンはルーミーで快適。ハイバック形状のシートはヒーター/ベンチレーションに加えネックウォーマーを組み込む。乗り心地はクーペ以上に良好。風の巻き込みは高速域でも適度 V12ユニット(830cv/678Nm)はフロントミッド配置。前後重量配分は47.8対52.2と理想的。バルブ開閉機構には“スライディング・フィンガーフォロワー”と呼ぶF1由来の最新技術を採用。コンロッドは超軽量チタン製。最高許容回転数は9500rpm! 次のページ スパイダーはつねに極上のV12の存在を感じる絶品のブレーキ 1 2 3 4 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア おすすめの会員限定記事 ハーバード大教授が「日本は蘇った」と感じた理由、何より驚いた訪問先とは? 55歳になったら絶対やって!老後の運命を分ける「たった1つのこと」とは?〈再配信〉 関連記事 フェラーリ・12 Cilindri、直球ど真ん中“12気筒”の名にふさわしい「選ばれし者」のためのスペシャルモデル CAR and DRIVER フェラーリ「プロサングエ」V12搭載!“4ドアの跳ね馬”の歴史がスタート CAR and DRIVER フェラーリの最高峰スーパースポーツカーが「ミッドシップ」ではない理由 MEN’S EX ONLINE アストンマーティンDB11 V12、華麗にして豪快な「憧憬モデル」【試乗記】 CAR and DRIVER 特集 あなたにおすすめ