米コロンビア大学の理事会は6日、同大学の連邦資金の少なくとも一部を回復させる可能性のある合意条件についてトランプ政権と協議した。事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者2人によると、大学と政府の間で検討されている最近の合意案には同意判決は含まれていない。政府の作業部会は当初、コロンビア大を同意判決の下に置くことを目指していた。そうなれば連邦判事が同大学の順守状況を監督することになっていた。だが最近の協議では、連邦判事よりも権限の小さい監視役や外部のオブザーバーを置く可能性が検討されている。交渉に詳しい関係者によると、協議中の条件には、コロンビア大の連邦資金の少なくとも一部を回復することが含まれている。