③韓国語が話せる人と会話する

最後に、とても重要な勉強が「会話」です。

韓国語の会話を特訓するには、「韓国語が話せる人と会話をする」のが上達のもっとも近道です。

どれだけ机の上で勉強してテストでいい点数をとれる方でも、会話となると話せない! という方も意外と多いんです。

会話は会話の練習をしないとなかなか上達しないんですよね。

ちゃんと通じると自信に。もっと勉強したくなる!

僕は韓国旅行中、カフェで「アイスアメリカーノを1つください」と韓国語で注文できたときに、自信がつきました。

「アイス アメリカノ ハナ ジュセヨ(아이스 아메리카노 하나 주세요.)」と伝えて、きちんと通じたんです。

また、韓国に語学留学していたとき、休み時間にモンゴルや台湾から来たクラスメイトと韓国語で話す機会がありました。

韓国語が共通語として通じ合った瞬間、「あ、自分の韓国語がちゃんと伝わってる!」と実感できて、少し成長できた気がしました。

韓国語で会話ができるようになると、友達の幅がぐっと広がって、学ぶこと自体がどんどん楽しくなっていくんですよね。

会話の機会は自分でつくれる

「韓国語を話せる人が周りにいない……」「韓国人の友だちがいないから、会話は難しそう……」と思う方もいるかもしれません。
でも、そんなふうに気負わなくても大丈夫です。

今は無料の会話アプリや、AIとの韓国語練習ができるツールもあり、自分次第で会話のチャンスはたくさんあります。

本格的にオンラインレッスンや、近くの韓国語教室に通うのもよいでしょう。

ぜひ自分に合ったやり方で、気軽に会話にチャレンジしてみてください。

楽しみながら、自分に合う方法を探そう

いかがでしたか?

今回ご紹介したのは、私自身が「やってよかった!」と実感した勉強法ですが、韓国語の学び方は人それぞれ。他にもたくさんの方法がありますので、自分に合ったやり方を探しながら、楽しんで続けてみてください。

なお、私が韓国語をゼロから学び、失敗を重ねながら身につけていった体験は『韓国語1年生』という本にもまとめています。

韓国語が話せるようになると、かけがえのない友人ができたり、趣味がもっと楽しくなったり、ときには仕事につながることもあります。

ぜひ韓国語に興味がある方は、勉強をスタートさせてみてください。

(本稿は『韓国語1年生』に関する書き下ろし特別投稿です)