女性「もし会社を解雇されてなければ、佐藤さんってウーバーやってないですよね?」
佐藤「それはそうですね」
女性「クビになってなかったら私たちは出会わなかった、ってことですよね?」
佐藤「たしかに、そうなりますね」
女性「なら私はその会社に『ありがとう』って伝えたいです。会社との裁判が終わっても、佐藤さんにはウーバーを続けてほしいなぁ。そのほうが絶対、社会のためになりますよ」

 今日も僕は四角いバッグを背負い、自転車に乗って、神戸と芦屋の街を走っている。