ミッキーマウス&ミニーマウス ミッキーマウス&ミニーマウス Photo:Tomohiro Ohsumi /gettyimages

ブランド価値を高めるには、まず名前を知ってもらう必要がある。だが、ただ認知されればよいというものではない。多くの海外ブランドの日本上陸をサポートしてきたコンサルタントの野本 明氏が、ブランドの核を届けて価値を高めるのに必要な「数式」を説く。※本稿は、野本 明『利益を出すために重要な24の数式 眠っている数字であなたの会社をよみがえらせる』(日本能率協会マネジメントセンター)の一部を抜粋・編集したものです。

ブランド認知度を測る
代表的な2つの方法

【数式】ブランド認知度=認知者数/対象者数

 

 ブランドを測る指標として代表的なものがブランド認知度です。ただし、ブランド名がどれだけ認知されているかを追っても意味はありません。ブランドの本質、創業者の世界観が認知されていなければ消費者との間にブランド力としての心の絆は生まれないからです。ブランドの本質の認知を広げるためにはその伝え方が最も大事なのです。

 認知度といっても調査方法には2通りあります。

 そのひとつで最もポピュラーなのが「助成想起」という方法です。これはブランド名を出してそのブランドを知っているかを尋ねるものです。類似のものを含めていくつか見せるとその中での認知度の高さの順位もわかります。

 認知度を高める理由は、聞いたことのないブランドよりも知っているブランドの方が信頼度は高く、買ってくれる可能性が高いだろうということです。体感的には30%以下だと知る人ぞ知る状態、70%以上だとほとんど知っている状態です。