それと同時に、相手の気分を必要以上に害さないような「お断りフレーズ」も一緒に覚えておくといいでしょう。

 ポイントは「気持ち」と「答え」を分けることです。

「(気持ち)とてもうれしいお誘いですが、(答え)調整が難しそうです」

「(気持ち)お声がけありがとうございます!(答え)ただ、今回は予定がつまっていて対応できなそうです」

「(気持ち)成長につながるのでやってみたい気持ちはあるのですが、(答え)今の状況では多くの仕事を抱えており、これ以上は無理そうです」

 といったように、気持ちはあるけれども「できない」と伝えるのです。

「答え」はネガティブ(お断り)であっても、「気持ち」はポジティブな言葉を入れると当たりが柔らかくなります。

 バウンダリーには、「自分の気持ちを言葉にすること」がとても大切です。