しかし実際にはこの切り替え、割と適当らしく「到着済み」でもお客様がゲートから出てくるケースがあるんだそう。お客様が乗っている便が「到着済み」になったら念の為、到着口で待機するよう言われました。
最初の出迎え業務は社員さんと一緒に行い、仕事の流れを学んでその後は僕1人で実際の業務を行うようです。この日、稼働している社員さんやスキマバイトさんの連絡用LINEグループに参加し、お客様対応完了や困りごとなどを共有するよう言われ、登録。すると他の社員さんから僕がこの日、対応予定のお客様やドライバーの情報が送られてきました。
英語力は気合で
なんとかなりそうだ

「この紙を持ってお客様を待っていてください」と言われ、紙を高く掲げて国際線到着口に立つ僕。「空港で見かける出迎えの人になっている!」と妙に興奮してしまいました。
しかし30分ぐらい待ってもお客様は出てきません。この日の空港は超混雑しており、諸々かなり時間がかかっている模様。最初は紙を高く掲げていましたが、手がしんどくなってきたので胸ぐらいの高さにおろします。
音楽ライブのノリでうまく人をかきわけ、最前列を確保して万全の体制でお客様を待ちます。結局、40分ぐらい待ってお客様と合流できました。
英語でお客様と話しつつ、パスポートで本人確認を行います。社員さんに「向こうのベンチで説明したいので連れてきてください」と言われ、お客様のスーツケースを預かり誘導します。
実はこのお客様、空港からホテルへ送迎だけではなく、事前に旅行代理店に予約していた新幹線のチケットなどをお渡しする必要があり、その説明も対応に含まれていたのです。
ここでは社員さんが説明をしたのですがこの方、どうやら英語があまりうまくないみたい。お客様も半分ぐらいしか理解してない様子でしたが、紙を見せながら気合イングリッシュでグイグイ押していきます。