説明後、社員さんが英語で「ではタクシーまで行きましょう」と言ったのでお客様から「えっ、タクシー? プライベートドライバーじゃないの?」という突っ込みが入りました。ところが社員さん、質問の意味がわかっておらず「Taxi!」と押し通そうとしたので見かねて僕が「大丈夫。プライベートドライバーの車にご案内します」とフォローし、納得いただきました。

 僕の英語も大した事はないですが、この方の気合イングリッシュでも成立していたのであれば英語面は心配しなくてよさそう……。変な自信がわいてきました。

 お客様を車まで誘導する途中、社員さんがドライバーさんに電話で連絡します。そして合流地点で無事、車を発見し、お客様の荷物を車に積み込んでご乗車いただき対応完了。LINEで「○時×分、乗車完了」と報告して終了です。

 社員さんと到着口に戻りながら「次から1人ですが、英語も含めて大丈夫そうですね」と言われ、いよいよ1人きりの業務スタート。といっても、周りには他の社員さんもいるので不安感はゼロ。渡された紙を掲げてお客様を待ちます。

バッティングを避けるため
対応は1時間に1件のみ

 今度のお客様は10分ぐらいで登場。また名前確認などをしつつ、ドライバーとの合流地点へ向かいます。このお客様は車に乗せるだけでよいので楽勝ですね。

 合流地点へ向かいながらドライバーさんに電話連絡し「◯◯で合流、間違いないですね?」と確認をして向かうと、すぐにドライバーさんがやってきて無事、お客様を車に乗せることができました。これで対応完了。一安心です。

 LINEで対応完了した旨を送信して、また到着口に戻る僕。すると社員さんに「次の対応まで時間あるんで休憩にしましょう」と言われて別フロアのベンチに移動。そこは同じ会社の社員の皆さんのたまり場的な場所になっており、他のスキマバイトさんたちも休憩をしていました。

 どうやらこの出迎え対応、1時間に1件程度しか予定を入れていないようです。フライトの遅延などが起きがちなので、対応を詰め込んでお客様対応中に他のお客様がかぶってしまうリスクを避けるためなんだとか。そのため、対応がスムーズにいくとこういう休憩タイムが発生するみたいですね。