国際日本学部

 国際日本学科のみ。日本の面白い点・優れた点を世界の視点から見つめ直す。カリキュラムは、ポップカルチャー研究、社会システム・メディア研究、グローバル共生社会研究、国際文化・思想研究、日本文化・思想研究、日本語研究、英語研究の7領域がある。

 英語教育に力を入れており、少人数クラスで徹底的に学ぶ。英語で学位を取得できる「English Track」も設置。長時間顔を合わせるため、友達ができやすいという。外国人留学生の受け入れにも積極的で、大学全体で受け入れている留学生のうち約3割を占める。

 漫画やアニメ、舞台芸術などをテーマにした講義は外国人留学生からも好評。2年次の秋学期以降、毎年40人ほどが参加する米国ディズニーワールドへの海外インターンシップ制度は、5ヵ月間キャストとして働くと給料が支給され、単位も取得できる。

総合数理学部

 現象数理、先端メディアサイエンス、ネットワークデザインの3学科。数学とITのハイブリッド学科といったところだろう。

 第2外国語は必須ではないが、3年次まで英語が必修となっている。現象数理学科は、社会のあらゆる現象を数学を用いて解明していく。入学時に共通仕様のノートパソコンを購入し、それを講義内で使う。

 先端メディアサイエンス学科は、数理科学の考え方をベースに、情報技術と社会・文化とがクロスする領域を扱う。ネットワークデザイン学科は、基礎工学技術とコンピュータ技術のほか、幅広い分野のネットワークシステムを学ぶ。