1位はJR東日本
働き方への不満が多数

 25年1~6月に投稿数が最も多かったのは東日本旅客鉄道(JR東日本)で13件だった。

 投稿で目立つのは働き方に関する不満だ。投稿内容は下記の通り。

「現業社員は基本24時間の泊まり勤務。仮眠時間は短く、ダイヤ乱れなどの異常があればさらに削られるため、体力的にきつい」
「管理者の中にはサービス残業や仕事の持ち帰りをしている人も多い」
「人手不足のため、一部の人に仕事が集中している」
「残業は減らないのに人員を増やそうという気はない」
「給与は安定しているが、業務量やストレスに見合っているとは言いがたい」
「仮眠時間が十分に取れない日もあり、業務が連続して精神的に消耗することがある」
「人手不足の現場ではひとりあたりの負担が重く、余裕をもった勤務が難しい」

 労働組合に関連する投稿もあった。

「労働組合が弱くなってから会社都合の施策ばかり行われるようになった。社員に無理のかかる働き方が増えた結果、退職者が増えて人手不足となり、社員負担の増加で退職者が増えるという悪循環となっている」

「現場の管理者は労務管理に加えて労働組合対応に追われる。若手社員が対抗する労働組合に入らないように、夜勤明けなどの勤務時間外に飲み会を開いたり、コミュニケーションを取ったりしなければならない」

 そのほか、以下のような投稿もあった。

「やらない人勝ちで、仕事ができる人の負担が大きい。年功序列で給料が上がっていくため、中堅・ベテランで仕事をしない人を見ているとやる気が失せていく」
「基本給は低く、賞与がないと年収は大幅に下がる。コロナ禍で年収が落ち込んだ」
「人間関係がものすごく悪い。揚げ足取りが沢山いて、他人のミスを喜ぶ。管理者も上からの評価を気にしてイエスマンに徹している」