
メーカーの予想を大きく超える人気
待望のストロングハイブリッドの設定が大きく貢献
好印象だった3月のサーキットでのプロトタイプ試乗に続いて、新型フォレスターをオフロードと公道でドライブした。
新型は4月3日から先行予約が始まり、末日までの約1カ月間で歴代最多となる1万1466台の受注を獲得、5月末には1万5000台に達した。販売計画は2400台/月だから、その人気はメーカーの予想を大きく超えている。
好調なスタートダッシュは、待望のストロングハイブリッド(S:HEV)の設定が大きく貢献しているに違いない。S:HEVは、ガソリン車と40万円ほどの価格差があるが、4月の受注比率は約85%。その後、納期が1年超となるニュースが流れ、5月は60%にとどまったが、それでも販売の主力である。今後もS:HEVが主軸の展開は続くだろう。高い人気を受け、メーカーはS:HEVの増産を決定。納期の短縮化に動いている。
