ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットを次々と再建し、「フォーチュン」や「ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ世界トップリーダーである伝説のCEOデヴィッド・ノヴァクが、成功者100人から得た知見を『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、「成功し続ける人になる秘訣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

比べるほど、自分らしさを見失う
SNSをみて、
「この人みたいになりたい」
「自分も同じものを買いたい」
と思ったことはありませんか?
もしくは会社や学校などで、
「なぜ自分は他の人よりできないんだろう……」
「あの人は何でもできてうらやましい」
と苦しい思いをした経験がある人もいるのではないでしょうか?
今の社会は、常に他人と自分を比べる環境にさらされ、「誰かのようになるべきだ」という無言のプレッシャーを受けているのです。
最高の自分であればいい
自動車パーツ小売り大手オートゾーンのCEO、ビル・ローズは、そんな風潮とは真逆のメッセージを両親から教わったといいます。
「両親からは、『他人に憧れてばかりいてはだめだ』と教わった」と彼は言った。
「クラスで一番運動神経が良くなくても、一番ハンサムでなくてもいい。最高の自分でいればいいんだ。だから私は、毎日、自分以外の誰かになりたくはない、と思いながら過ごしている」
「クラスで一番運動神経が良くなくても、一番ハンサムでなくてもいい。最高の自分でいればいいんだ。だから私は、毎日、自分以外の誰かになりたくはない、と思いながら過ごしている」
彼の言葉は、競争や比較にとらわれがちな私たちにとって強い指針になります。
他人ではなく、自分を生きる
「自分らしくある」ことは、強みを最大限に発揮するための前提です。
自分以外の誰かを演じるのではなく、最高の自分を日々更新していく。
それが、あなたの幸せと成功をうみだすカギなのです。
(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集し作成しました。)