ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットを次々と再建し、「フォーチュン」や「ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ世界トップリーダーである伝説のCEOデヴィッド・ノヴァクが、成功者100人から得た知見を『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、「成功し続ける人になる秘訣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

【一発アウト】「仕事ができる人」が絶対にやらない習慣・ワースト1Photo: Adobe Stock

日常に潜む「楽」な選択肢

朝、あと5分だけと二度寝をする。
資料をじっくり直すより「まあこれでいいか」と提出する。
運動しようと思いながらも、今日は疲れたからと先送りにする。

こうした小さな「楽な選択」は誰にでもあります。
しかし、これらが積み重なったとき、良い未来から遠ざかる原因になりかねないと知っていましたか?

安易な近道が招く落とし穴

一度「楽なほう」を選ぶと、次もまたその選択をしたくなる。
気づけば、それが自分の習慣になっていってしまうのです

ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットを再建した伝説のCEO、デヴィッド・ノヴァクは「楽をすること」についてこのように語っています。

容易な道を選べば、望んでいたのとはまったく違う結果を招きかねない。また容易な選択は、自分が思っている以上に簡単に習慣化してしまう。

険しい道が、結局は最短になる

「努力を避けたい」「楽をしたい」と思うのは自然なことです。
けれども、安易な選択は後々大きなしっぺ返しとなって返ってきます。

困難に正面から取り組み、地道に努力を積み重ねることこそが、遠回りに見えて最も確実な近道なのです。

小さな「安易」を疑ってみる

今日あなたが選ぶのは、ほんの些細な決断かもしれません。
「資料をざっとまとめるか」「準備を省くか」「とりあえず先延ばしにするか」――。

しかし、その「小さな安易」が積み重なれば、自分でも望んでいなかった未来につながってしまう。
だからこそ、日々の選択を「本当にこれは最善か?」と問い直す習慣が大切です。

(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集し作成しました。)