お酒も肉も我慢しない!13キロやせた管理栄養士が実践する「9つの習慣」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

20年前に13kgのダイエットに成功した管理栄養士の岡田明子さん。リバウンドぜずに今もやせた時の体重をキープできているのは、過去のダイエット時に身に付けた「日々のちょっとした習慣」のおかげだそうです。今回は、その習慣を披露してもらいました。

ストレスなしで体重をキープする
毎日当たり前にでる習慣

 私自身、13kgのダイエットに成功したのはもう20年も前になります。その後、妊娠や出産も経験していますが、今でもやせた時の体重をキープすることができています。その理由は、ダイエットのちょっとした習慣が身に付いているからです。

 ダイエットと聞くと、「我慢」「制限」「ストレス」がつきものだと思う方が多いのではないでしょうか。

 私がこれまで続けてきて実感しているのは、毎日当たり前にできる小さな工夫が一番効果的だということです。

お酒も肉も我慢しない!13キロやせた管理栄養士が実践する「9つの習慣」とは?管理栄養士の岡田明子さん。本連載『ストレスフリーな食事健康術』で、健康な食事についてさまざまな角度から提案している

 特別な食事法や極端な断食ではなく、普段の食事や生活の中に取り入れた小さな習慣を積み重ねることで、無理なく体重管理ができ、リバウンドも防げています。

 そこで今回は、私が今でも続けているダイエット習慣を、理由や効果とあわせてご紹介します。

1 肉は「部位」にこだわる

 ダイエット中でも肉はしっかり食べます。ポイントは部位の選び方です。脂質が少なく高タンパクな「ヒレ」や「もも」、鶏肉なら「ささみ」をよく食べます。

 さらに、鶏もも肉や鶏むね肉の場合は、皮を取り除いて調理します。皮を取り除くだけでも脂質を大きくカットすることができるからです。

 肉を控えるのではなく、良質なタンパク質をしっかり取ることが、筋肉量の維持や基礎代謝の低下防止につながります。