ベンチャー志望者は長期インターンへの参加がおすすめ

では、「ぜったいにベンチャーはいけないのか?」と問われるとそうではありません。ベンチャー志望者におすすめなのが長期インターンに参加することです。

仮に地方在住で、長期インターンに参加できない場合は、1日でもベンチャー企業の見学の機会を作ってもらうことをおすすめします。

実際の現場を見てみて、「大企業よりも絶対にこの会社だ」と思える人はベンチャー企業はおすすめです。

一方で、「あれ?想像と全然違うな」と思った人は、ベンチャーではなく大手が向いているかもしれません。

ベンチャー志望者は可能な限りインターンに参加して、体感することを大切にしてくださいね。

ベンチャー企業の素晴らしさ

ここまで、基本的には新卒は大手がおすすめだと話してきました。ですが、僕自身が起業しているので、ベンチャー企業の魅力も分かります。

まず最大の魅力は社長との距離の近さです。

僕はベンチャー企業は「社長の人格」で決まると考えているのですが、尊敬できる社長の元で働くことができれば、大手では得られない成長が得られることは間違いありません。

もちろん大手でも尊敬できる上司もいるでしょうが、創業社長とは考え方が全然違います。

よって、「将来、絶対に起業したい」という人は、尊敬できる社長が率いるベンチャー企業への就職も検討する価値があります。

以上が、僕が考える「新卒は大手か?ベンチャーか?」の結論です。少しでも参考になることがあれば、嬉しいです。就活に励む皆さんを、心から応援しています。

(本記事は『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』に関連する書き下ろしです