ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットを次々と再建し、「フォーチュン」や「ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ世界トップリーダーである伝説のCEOデヴィッド・ノヴァクが、成功者100人から得た知見を『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』にまとめている。本記事では、その一部を抜粋・編集し、「成功し続ける人になる秘訣」を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

なぜか問題が大きくなってしまう
「今のところ問題ありません」
「まだ大丈夫です」
そう伝えているうちに、どんどん問題が大きくなってしまった経験はありませんか?
実は「周りに心配をかけたくない」と思ってついやってしまう、「問題を隠す」行動が周りからの信頼を失うことにつながっているのです。
優秀なリーダーが徹底するルールとは?
「フォーチュン」や「ハーバード・ビジネス・レビュー」が選ぶ世界のトップリーダーであるデヴィッド・ノヴァクは、従業員に常にこう伝えていました。
「問題を報告しても絶対にクビにはしないが、問題を隠したら話は別だ」
難しい判断が求められる場面をすべて予測することはできません。
だからこそ、日頃から価値観に基づいて正しい行動をとる姿勢が不可欠なのです。
「価値観」とは壁に貼るものではない
価値観は、単に紙に書いて飾っておくスローガンではありません。
むしろ日常の小さな選択において「何をすべきか」を判断するために使うものです。
正しいことを選び続ければ、自分の行動と結果に納得できる。
そしてそれが、さらに学びと成長を促す力になります。
本当に重要なのは、失敗や問題そのものではなく、それをどう扱い、どう成長につなげるか。
その姿勢こそが信頼を生み、組織を強くするのです。
(この記事は『Learning 知性あるリーダーは学び続ける』をもとに、一部抜粋・編集し作成しました。)