入社後に失望される人
共通する「絶対NG行動」
どんな場面でも「第一印象が大事」ということに誰も異論はないでしょう。元気で仕事に積極的に取り組む人とそうでない人を比べたら前者のほうが高く評価されるのは当然です。
ところが、自分から組織に馴染もうとせず、のんびりと様子見を決め込み、何か言われるまで動かない人が少なくないのです。これは大企業出身の転職初心者に割と多く見られるパターンです。
どんな会社でもルールがあります。それは明示されているものも暗黙的なものもあり、それがよくわからないといった理由で様子見をしてしまう人がいますが、観察はしても様子見を決め込んではいけません。
「入社時にミッションは与えられているが、どう動いたらよいかわからない」という状況に置かれることもあるとは思います。しかし、そんなときは周囲に「どう動けばよいか」と質問すればそれがアクションになり、積極的な姿勢として認識されます。
一方、自分ファーストになり過ぎて、自分を守ろうとするあまり自己開示を十分行わず殻に閉じこもったり、その会社のやり方やカルチャーを軽視して「自分は自分」という態度を取ってしまったりする人もいます。こうした姿勢が第一印象を悪くし、低評価につながるのは言うまでもありません。
転職直後に失望される人に
決定的に足りない2要素
冒頭でも述べましたが、前職とまったく同じ業務でない限り、成果を出すまでには時間がかかります。その期間は業務によって異なりますが、いきなり成果は出せない状況でいかに第一印象を良くするか。それには周囲の役に立とうとする「姿勢」を見せるしかありません。
単純な話、元気にあいさつして職場の雰囲気をよくしようとしたり、電話が鳴ればすぐに取ったりするようなことでもよいのです。これは第二新卒でもマネージャー以上であっても、共通して重要な心持ちです。