生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。生産性を上げるには家電(テクノロジー)が一番の武器になることがわかったからだ。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

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いまのパソコン快適ですか?
仕事を生産的に進める上で、パソコンはとても重要です。
私は独立して一番「よかった」と感じているのは、自分の好きなパソコンを仕事で使えるようになったことです。
大企業を含め多くの企業では、パソコンの更新頻度が遅れがちで、スペックが快適とは言えません。
また、誰に対しても同じようなパソコンが支給されるため、機能も全体的に限定的です。
もし自宅で自由にパソコンを選べる環境にある方や、独立して仕事をしている方なら、ぜひ、自分にとってベストなパソコン選びにこだわってほしいと思います。
スマホ<パソコン
普段仕事で会社のパソコンを使わざるを得ない方にとっても、日常生活で快適に使えるパソコンは、スマートフォン以上に重要だと考えます。
パソコンが使える環境では、私はほとんどスマートフォンを使いません。
スマートフォンは、パソコンが使えない状況での代替手段で、情報収集からスケジュール管理、ネットショッピング、読書、SNS、コミュニケーションに至るまで、私は基本、パソコンです。
スマートフォンは小回りが利き、操作も簡単ですが、複雑な作業やまとまった作業をしようとすると、途端に時間がかかります。
パソコンはある程度の習熟が必要ですが、その訓練を惜しまず行い、いつでもどこでも自在に乗りこなせる状態を目指せると断然効率がいいのです。



