「すぐに人の意見に左右される頭の悪いパパ活女子」に名言を教えてあげたい。
そんなあなたに薦めたいのが、全世界45言語に翻訳され、世界500万部を突破しているベストセラー『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』(ジョン・ストレルキー 著/鹿田昌美 訳)だ。「何度読んでもハッとする」と話題の一冊から、おすすめの名言について紹介する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
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「誰かの正解」に生きると、自分の人生が空っぽになる
SNSを見れば、「こうすれば幸せになれる」「この男を選べば勝ち組」といった情報があふれています。
恋愛も仕事も、まるでマニュアルのように「正解」が提示され、フォロワーたちはそれを信じて動く。
でも、他人の価値観で生きているうちは、どれだけキラキラして見えても中身は空洞です。
「自分で考えない」人ほど、見た目の自由を手に入れても、心はどんどん不自由になっていく。
他人の目を通してしか自分の価値を確認できない生き方は、いずれ息苦しくなります。
本当の意味で「頭がいい人」とは、他人の意見をうのみにせず、自分の軸で選べる人なのです。
「未来依存」の罠
『世界の果てのカフェ』という本では、人生を他人任せにしてしまう人々の心理をこう描いています。
その間、今ではなく、未来に目が向いてしまうのよ。
働く必要がなくなる『いつか』、ようやく本当にやりたいことができる未来に。
――『世界の果てのカフェ』(第16章)より
この一節が示すように、他人の評価や未来の保証ばかりを気にしていると、「今を生きる力」を失っていきます。
パパ活であれ、キャリアであれ、誰かの「期待を軸に生きている限り、それは「自分の存在理由」を満たす時間にはなりません。
未来に「いつか本当の自分を取り戻そう」とする人ほど、永遠に「今」を見失うのです。
「鵜呑み」にせず、「本質」を見る目を持て
物語の中で、ケイシーはこう語ります。
でも、それと同じように、私の言うことを鵜呑みにしなくていいのよ。
あなたには物事の本質を見てほしいだけなの。
――『世界の果てのカフェ』(第16章)より
この言葉こそ、現代を生きるすべての人への警告です。
広告だけでなく、インフルエンサーの言葉も、恋人の助言も、すべて「誰かのフィルター」を通った情報。
だからこそ、大事なのは、「それが自分にとって本当か?」を見抜く力です。
パパ活女子でも、サラリーマンでも同じ。
「誰かの言葉に流される人生」ではなく、「自分で考えて選んだ人生」を生きること。
それが、心の豊かさを取り戻す唯一の方法です。
自分の「本音」を信じよう
「この人に養ってもらえば安心」
「このやり方が正解」
そう思ううちは、ずっと他人の人生を生きている。
本当の自由とは、他人の意見を疑い、自分の本音を信じる勇気を持つこと。
未来を約束してくれる誰かを探すより、「今この瞬間の自分」に責任を持つこと。
それが、誰かに支配されない、唯一の幸せの形なのです。
(本稿は、『世界の果てのカフェ』の発売を記念したオリジナル記事です)




