卵はパックに入れたまま、冷蔵庫の庫内の奥のほうで保存するのが一番だ。輪ゴムなどを使ってフタを閉めておくと、湿度が一定に保たれやすくなり、ほかの食材の匂いもつきにくくなる。次からぜひ、この保存方法に切り替えよう。パックのまま冷蔵庫の奥で保存するのがベストなのだ。
冷蔵庫の庫内よりも温度がやや高く、湿度もキープされる野菜室。野菜ならここ、と思う人も多いだろう。葉物野菜はもちろん、ブロッコリーの保存にもぴったりだと思ってはいないか。
さまざまな野菜の保存場所に最適な野菜室だが、ブロッコリーには向いていない。
つぼみのかたまりであるブロッコリーは、鮮度が非常に落ちやすい野菜。相当な低温のもとでも、何とか花を咲かせようと、エネルギーを使って劣化していくのだ。
保存の仕方は、輸入方法を参考にしよう。ブロッコリーはアメリカから3週間ほどかけて、船便で氷詰めにされて輸送されるが、この間、鮮度はほとんど落ちない。これにならって、温度がほぼ0℃のチルド室で保存。こうするとエネルギーを使わなくなるので、鮮度を驚くほど長く保つことができる。
冷蔵庫はかしこく使って、物価高を乗り切ろう。








