年金額や資産の額によって食費や部屋代への「補足給付」があり、本来1日1450円ほどの食費が300円に、1日2100円の部屋代が880円に減額されるケースも(注)。
『親が75歳を過ぎたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社編、主婦の友社)
ただし、特養は原則として要介護3以上でないと申し込めないので、それまでどうするかが問題です。
「特養は申し込んでも入れない。数百人待ちだ」といわれていましたが、現在はそうとも限りません。補足給付の資産基準が見直しになったことで、負担があまり軽減されなくなった世帯も多いからです。
施設の選択肢が増えている今、親が元気なうちに情報を集め、施設の見学などを始めておくことをおすすめします。
(注)年金などの収入が一定額以下で、資産額650万円以下(単身者の場合)の人がユニット型個室に入った場合。







