――菅藤さんは中学受験をして良かったと思いますか?
菅藤佑太(以下、菅藤):良かったと思います。社会に出ると学歴そのものに意味があるわけではないことに気づかされます。高学歴でも成果を上げられる人もいればそうでない人もいる。ただ、AIの台頭により、かなり変化が激しくなった世の中で、「自分はやればできるんだ」という自信を持てたのは大きかったですね。そういう意味では中学受験をして良かったと思います。
――ぶっちゃけ、中学受験って意味あります?
菅藤:そうですね、どこの学校に進学するのかも大事ではありますが、やはり、受験に向かって取り組む過程に意味があるんだと思います。受験に失敗しても、その悔しさをバネにしてその後成功する人もいますし、いい学校に入っても伸び悩む人もいる。そういう意味では、受験でなくてもスポーツでもゲームなんでもいいと思います。やるからには、一生懸命やって、親の立場なら、成績に一喜一憂するのではなく、その努力の過程を認めてあげるのがいいと思います。
――ありがとうございました!
(この記事は『たった1日で誰でも開成・灘中の算数入試問題が解けちゃう本』の原稿に加筆・修正を加えたものです)
菅藤佑太(すがふじ ゆうた)
manavigate株式会社 取締役/DeNA AIプロダクトマネージャー/株式会社東京産業新聞社 取締役
1994年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
中学受験を経て洛星中学に入学。慶應義塾大学卒業後、新卒で有限会社未来検索ブラジルに入社し、2021年にmanavigate株式会社を立ち上げる。
その後、DeNAのAIプロダクトマネージャー兼AIエンジニアとして、「AIで世の中の働きかたを変える」べく奔走している。
また、自身が運営する算数入試問題を解説するYouTubeチャンネル「まなびスクエア」は、開設から1年で登録者数4万人を突破。
2025年10月の時点で874問を解説し、登録者数は8.41万人に達している。
manavigate株式会社 取締役/DeNA AIプロダクトマネージャー/株式会社東京産業新聞社 取締役
1994年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
中学受験を経て洛星中学に入学。慶應義塾大学卒業後、新卒で有限会社未来検索ブラジルに入社し、2021年にmanavigate株式会社を立ち上げる。
その後、DeNAのAIプロダクトマネージャー兼AIエンジニアとして、「AIで世の中の働きかたを変える」べく奔走している。
また、自身が運営する算数入試問題を解説するYouTubeチャンネル「まなびスクエア」は、開設から1年で登録者数4万人を突破。
2025年10月の時点で874問を解説し、登録者数は8.41万人に達している。









