その子が元々持っている素質というよりは、環境に適応するかどうかって話になるので、入ってみないと分からない面もあります。言えるのは、本人が気に入った先生とか、自分の仲の良い友達とか、自分のやりたい部活とか何でもいいんですが、その学校の中で好きなものを見つけて馴染むってことが大きいです。
――全5回の連載もラストになりました。6年生の悩める保護者に何かメッセージを頂きたいです。
特に晩秋から入試本番までの時期は色々と動揺してしまうのはやむを得ないと思います。でも、だからこその塾です。 動揺した方を落ち着かせて、目標に向かって気持ちを盛り上げていく。塾の先生の仕事って結局、そこですから。やっぱり、人は弱いものです。しかし、ひとりで戦う必要はないので、悩んだら、ぜひご相談ください。子どもと保護者と塾の先生が一緒になって共に頑張ることが重要です。
関西の統一入試日とは違い、首都圏の私立中学校の入試日程は早ければ11月下旬から1月、2月と長期間に渡ります。ある人にとっては滑り止めであっても、別の人からしたら第1志望校になるような良い学校もたくさんあります。であるならば、この環境を生かすべきです。
受けたい学校があるなら受けましょう。実際チャレンジしてみるってことは、人生の中でも非常に大事なことだなと思います。本番までコツコツと頑張っていきましょう。
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広野雅明さん
SAPIX教育事業本部本部長。SAPIX草創期から、一貫して算数を指導。算数科教科責任者・教務部長などを歴任。現在は、入試情報、広報活動、新規教育事業を担当。
SAPIX教育事業本部本部長。SAPIX草創期から、一貫して算数を指導。算数科教科責任者・教務部長などを歴任。現在は、入試情報、広報活動、新規教育事業を担当。








