「モヤモヤ頭」と「スッキリ頭」の最大の違いは、曖昧で言語化できていない「モヤモヤ」を「思考」という形へと整えていること。
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プロは自力で思考を組み立てることができるのかもしれませんが、アマチュアはそうはいきません。だから、「他人の力」を借りるしかありません。人の頭を借りながら、モヤモヤを思考に変える。
この過程のファーストステップになるのが、モヤモヤをとにかく言葉にしてみること。曖昧なままでも口から外に出して、誰かに話してみる。これが思考化の第1段階、ファーストステップ、いわば「思考のゼロイチ」です。
『壁打ちは最強の思考術である』(伊藤羊一、飛鳥新社)
モヤモヤは口に出した瞬間から、思考の形を成し始める。つまり、“価値”を生み出していきます。
誰にも共有できない無形のモヤモヤが、アイデアやビジョンとして形を成して、行動を引き起こす思考になる「0→1」。
この「→」の部分で起きているアクションは、モヤモヤをモヤモヤのまま口に出して誰かに聞いてもらい、打ち返してもらうこと。
そう、これぞまさに「壁打ち」なのです。







