僕はマレーシアではなく、まずシンガポールへ飛んだのだ。現地でバスツアーを申しこみ、試合会場のラルキン・スタジアムへ到着した。見事に、“ジョホールバルの歓喜”の目撃者となれたのだ。
チケットが取れないで諦めるのは、平面的な思考で留まっている証拠だ。どうして地図を見ないのか?フライトが無理でも、地図を調べれば目的地へたどり着く方法は、必ずあるはずだ。
情報を集めて、立体的に対処法を考察する。こんな簡単なことを、多くの平面的思考の人たちは、できていない。だからお金の有効な使い方がわからないし、「貯金信仰」に縛られるのだ。
お金も時間も使いこなす多動力が
21世紀の生き方のスタンダードになる
立体的思考を養うには、多動力が役に立つ。僕は毎日、睡眠以外の時間は、分刻みのスケジュールで過ごしている。複数のタスクを同時処理しつつ、多くの人と会い、遊び、飲んで笑って、日々を送っている。ぼんやり、のんびりしている時間は、ほとんどない。
忙しいビジネスマンは、たまの休日には何も予定を入れず、ボーッとしているというけれど、何が幸せなのだろう。一瞬を楽しみ尽くし、いまに集中して生きる。そうしていれば、何もしない時間が、ひどくもどかしいはずだ。
時間を使いこなす機会をおろそかにしている怠慢を、よしとしている思考回路が、僕には理解できない。
多動力ではもちろん、お金を使う。ふだん僕は1カ月で使う程度の現金しか、持っていない。それ以外は全部、使いきってしまう。「あり金は全部使う」を、身をもって実践している生活だ。
投資は行っている。しかしそれは投資というより、「こういう会社やサービスを実現させたい」というプロジェクトを、若い仲間たちと一緒につくっていく感じだ。だから主にエンジェル投資を手がけている。
スタートアップ事業に近いだろう。要は、面白くてワクワクすることを、ずっとやりたいだけだ。
ニュースキュレーションサイト「NewsPicks」で以前、批評家の宇野常寛さんが、次のようなことを述べていた。







