『あり金は全部使え』書影『あり金は全部使え』(堀江貴文、マガジンハウス新書)

 目標なんかを決めたら、その数字を目標に、小さくまとまった、つまらないゴルフになってしまうだろう。目標を設定することで、地味に少しずつ上手くなるという利点は、多少あるかもしれないが、楽しみは減る。

 僕の行動原理はシンプルだ。楽しみが減る選択はしない。ときに非合理的でも、ともかく楽しいと感じた道を行く。目標設定は、自分の限界を勝手に決める行為だ。

 終わりのあるチャレンジに、何の楽しみがあるのだろう?ここまで行けば達成、だとか、これで終わり、などとゴールを決める必要はない。いまを楽しみ、気持ちのおもむくまま、自分の世界を拡大していこう。

 世界が広がれば、面白い人や情報が集まり、巡り合わせのポジティブな循環は加速する。将来の不安が、いかにバカらしく無意味であるか、気づけるだろう。あり金は、大事だ。だけど、使わなければただの足かせだ。