富裕層に誘われたら
必ず足を運ぶべし
営業における基本的な姿勢はどの業種においても共通すると思いますが、富裕層の営業活動においては相手への関心や、相手のやっていることへの興味が何よりも大切です。それがなければ、相手が喜ぶことのきっかけが掴めず、自分と過ごす時間に価値を感じてもらうことは難しいでしょう。
相手に対して興味関心を持てない状態では、何度会っても会話はすれ違い、「自分の資産にしか興味がないのだ」と思われてしまいます。
別世界のように感じる相手への興味と関心を持つために、「現場へ行く」というのも有効です。常々感じていることですが、頭の中だけでは決して良い企画や大胆な判断はできません。
まず、相手に何かイベントや集まりに誘われたら必ず足を運ぶようにします。参加したこと自体を喜んでくれるということもありますが、現場で自分が体験してみることで、雰囲気やさまざまな気付きを得ることができて今後の会話にリアリティが増すことでしょう。
『「新」富裕層ビジネスの教科書 1000人の富裕層から学んだ秘密の営業術とマーケティング術』(岸田大輔、集英社インターナショナル)
そして、そこで体験した出来事の面白さを自分なりに見つけて、実際に会社の仲間や知人に勧めてみるのです。何が面白かったのか、どんなことに興味を持ったのか、自分の視点で話し、相手にも興味を持ってもらう。そのフィードバックは何にも代えがたい財産になります。
そうした視点を持つトレーニングとしてお勧めなのが、良いお店も普通のお店もたくさん行って嗅覚を養うこと。レストランだけでなく、新しくできたホテルや流行のお店、話題のスイーツまで、自分の活動エリアはもちろん、出張先などでもいろいろなお店に行くといいでしょう。そのお店のどんなポイントが良くて、どんなことが気になったかを簡単にメモしておくと本質を見抜くトレーニングになります。
また、気に入った料理屋には何度も行ってある程度顔見知りになると、より深い情報を得られることも多いです。さらに1人で行ったり、夫婦で行ったり、会食で使ってみたりと、さまざまなパターンで利用することをお勧めします。その時々によってお店の対応も使い勝手も変わることが多いからです。







