彼はぽかんと口をあけていましたが、「才能がないのにココまで生きて来られたのは、すごい才能だよ」と加えると、やわらかく顔を崩しました。
この励ましも、出川さんの「才能なんてなくても生きていけるよ!」という言葉が源泉でした。
仕事、貯金、恋愛も、いつだって不安は未来からやって来るものですが、まだ何1つ起こっていない未来に気を揉みエネルギーを注ぐより「大切ないま」に体力を使ったほうがいい。大勢に認められていなくても、まずは1日1日、手ごたえのある暮らしをする。その延長線上にしか未来はない。そういった思考になれるだけでも立派な才能なのです。
『時間と自信を奪う人とは距離を置く』(桝本壮志、幻冬舎)
出川哲朗の思考法その4
「みんなに」好かれなくてもいい
1日ずつ手ごたえのある暮らしをしていく思考法は、人間関係にも応用可能です。
子供のころ歌った「友達100人できるかな」の精神は美しいですが、どんなに周囲が「嫌い」でも「オレは好き」と言い続ける友人が1人いることのありがたさ。
出川さんの場合は、内村光良さんの存在がそれに当たります。大勢の人に好かれていなくてもいいのです。目の前にいる親友やパートナーを愛でていきましょう。







