2026年にも、同じ構造の“突然”は必ず起こる
今年起きた、クマの出没・ランサムウェア被害・トップのハラスメント辞任――これらは一見まったく異なる領域の出来事だが、「予知されてはいたが、“まさか本当に起こるとは思わなかった”」という共通の構造がある。そして、この構造は2026年にも形を変えて、再演されることは想像に難くない。
2026年には何が起こるか――たとえば、下請法から中小受託取引適正化法への転換による公正取引委員会による摘発の波は必ず起こるだろう。各種の自然災害も一定確率で必ず起こる。またAI エージェントによる業務判断は進む。そして、人型ロボットのオフィスへの進出も実現化される。そしてこれらは周り回って、雇用にも影響しはじめるだろう。
もちろん、それぞれの持ち場、持ち場で、特有の起こるはずの出来事があるはずだ。
よって、重要なことは“先入観を排して、起こりつつある現象をまっすぐに見る”ことである。そして、こう心得ておきたい。
「予兆は必ずある。それをきちんと拾えるか、見落とすかは、私たち次第である」と。
来年が皆さんにとっても幸せな一年になりますように。







