『首都圏は米軍の「訓練場」』(毎日新聞取材班、大場弘行、藤原書店)
榎本氏が率いる「保守系議員団」の主張に対し、自民党を含む港区議会の他会派や2024年6月に区長に就任した清家愛区長は今のところ静観の構えで、赤坂プレスセンターの撤去を求める姿勢を変えようとしていない。
榎本氏は「共産党から自民党までみんな一緒。撤去要請行動こそが正しいと信じる宗教みたいだよ」とぼやきつつ、こう語る。
「最近はウクライナとかきな臭い話題がいっぱいあって、今後の日本はどうやったら平和でいられるのかということにみんなが興味を持ち始めている。どこのスーパーが安いのってことしか興味のないような人も僕の話しを聞いてくれるんですよ」
港区で米軍施設の「容認・活用派」と言える新しい政治勢力が台頭してきた背景に、区民の一定の支持があるのは間違いない。それは、日本を取り巻く安全保障環境の激変とも無関係ではないだろう。







